札幌はもう朝は10度以下の気温になりました。
2024年を振り返ってみれば、ただただ時が、時間のすぎるのが早いなと感じるのみです。
断捨離というわけではありませんが、色々整理して身軽になるつもりです。
人生は記憶の塊です。
覚えているだけでいい、
物はもういらないなと思いました。
そして、その記憶もやがて薄れていきます。
宇宙に拡散していきます。
熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)は人間の精神にも適用されるのかもしれません。
絵を長く描いてきて、十分楽しんだなと思えます。
絵がなかったら、きっと長いサラリーマン生活の中で、出世のために媚を売ったり、長いものにまかれたりしてつまらない人生を送ってたのでしょう。
もっとも画壇というシステムの中でサラリーマンのような自称芸術家もいます。
どうやら私は、自分の感性を守り切ることができました。
秋の空を見ながらそうつぶやきました。
かんたんに言えば、自分の好きなように描く。
いい絵には、命を燃やし感性を信じた人の味があります。