絵画研究・カレイのあるテーブル
a143 カレイと瓶A

カレイとは不思議な魚ですね。

まず、表と裏で色が白と黒で違うということ。

「白黒はっきりさせろ」

なんて、すごむ人もいますね。

「腹黒い人」

とは、付き合いたくはないですね。

白と黒は無彩色、時には派手な色の接着剤にもなりうる色です。

彩度が上がり始めると、どうにも止まらなくなる時があります。

そんな時はクレーやホワイトが必要になります。

 

a143 カレイと瓶

魚を描くという、この身近な画題をチョイスする人は少ないです。

 

キレイな花や、場合によってはカワイイ西洋人形を選ぶ人もいます。

 

風景では、実に景色のいい山や湖や選ぶ人もいれば、冬の寂しい風景を選ぶ人もいます。

物と空間の研究を、セザンヌを先生にしていく場合、もののシェイプが問題になります。

 

カレイのひし形のシェイプ、実に興味深いと思います

カレイ本体のひし形が、テーブルの上の布や魚焼きなどとバランスをとるようにします。

 

 

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