コーデー・ベルゲン美術館でのムンクの思い出。②

2019年にノルウエーのベルゲンを訪れました。

ベルゲンは、ハンザ同盟、中世の面影を残す港町。

昔、昔に首都だったこともあり、歴史と伝統があります。

そこで、あまり期待はしてはいなかったのですが、ムンクの作品を

たくさん見ることができました。

 

ムンクは三態

状態の変化を一画面で表現するのが好きで、この女性の3つの変化とうつむく男性の絵は

初めて見るものでした。

この海岸で、(オースゴールストランだと思いますが)、色々な葛藤があったのかもしれません。

女性関係で、決闘、銃の暴発、指を失う

というような激しい、感情的な事件もあったのです。

 

 

男と女の関係性は、時代が変わっても変わらず人生の一大事です。

 

この吸血鬼だと思われる女性にかみつかれてい男性はは、ムンクでしょうか。

実に、ドラマチックですが、ムンクの手にかかると、美しさや普遍性が現れます。

 

ベットで寝ている男性は、もう行き絶え絶えで、あるいは死に近づいているのかも

しれません。

ここでも、水平と垂直の構図により、

「生と死」

というテーマであることがわかります。

 

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