絵画研究人物の横顔

フェルメールの窓辺で手紙を読む女が修復

東京に来ました。

東京では、もう終わりましたが。

今は、札幌で開催中です。

 

スマートフォン全盛のこの世の中、紙に書いた手紙はもう、過去のものになるのでしょうか。

しかしながら、まったくいいニュースは入ってきません。

コロナの再拡大と、ロシアの侵攻、戦争犯罪はまったく、世界を暗くさせるものでした。

テレビでまた、ある漫画家の夢予想、2011年3月を預言的中、

次は2025年7月にフィリピンプレート上で大地震の予想、

何か、当たりそうな気がしてきました。

さて、今度の作品は本を読む人の一回目です。

姿勢と本の角度が合ってないといけません。

構図は大きく三角形を

三角形は最高の構図です。

この堅固で安定した構図は素晴らしいものです。

いつでも採用したいです。

難しいのは、組んでいる足、

左の本を抑えているところの角度。

カンバスに木炭

フキサチーフは使いません。

絵具をのせると消えていくところがいいところです。

一回で決めないで、試行錯誤しながら

じりじり近づいていくところが

油絵のだいご味でもあるからです。

後ろの、トイレの窓みたいのは

うるさくなるかもしれません。

きっと消えていくでしょう。

 

体を受ける逆三角形もいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青とライトレッドを使うのはいつもどおり。

青(寒色系)は後から入らないし、

ライトレットのような茶色は土の色

基本の色だからです。

 

肌色は、黄色、フレッシュチント、コーラルレッドなどです。

ジョンブリアンも使います。

 

組んでる足がまだうまく行ってないようです。

始めのうちから、足のくるぶしのでっぱりと

足の親指を描いていかなければなりません。

 

やっぱり窓はいらないようです。

 

フェルメールの絵の修復は、

なんと後ろの壁からキューピットの絵が出てきて、

 

絵として修復前の方がよかったじゃんという人もいました。

 

キューピットの絵の暗示は、

この手紙は恋人からという暗示でしょう。

今までは、もっと多様にその手紙の内容を想像していたのに、

人によって違う見方が大事だったのに、

恋人に限定されて非常に

残念に思ったのでしょう。

後世に、そこを塗りつぶしたこの絵の所有者だった人は

慧眼でした。

(慧眼)ケイガン→物事の本質や裏面を見抜く、すぐれた眼力。

窓は消えました、

 

グリーンゴールドの背景に

濃い青の服になりました。

 

三角形の構図は安定しています。

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