オスロ郊外、オースゴールストランの別荘。
別荘というには狭すぎるこのサマーハウスは、海に面したロケーションです。
今は、多くの作品のレプリカが展示されています。
明るい真夏の避暑地です。
何かが、起きそうな、なにか心騒ぐ雰囲気です。
ここは、居住棟の窓、小さな机とベットしかありません。
この窓は、海に向いています。海といっても湾の中なので、波はありません。
海水浴をする人も見えます。
窓から見える景色は、その時々の自分の心情によって変わって見えます。
明るい見える日もあれば、沈んで陰鬱な風景も見えるのでしょう。
今やノルウエーが誇るムンクですが、評価が固まるまでは長い時間がかかりました。
晩年に光が差し始めたのです。