コーデー・ベルゲン美術館でのムンクの思い出。③

 

これも初めて見た絵です。

この人物と、壁にかけられた

ブルーのガウンが

バランスを作り出しています。

ベッドの水平と人物の垂直

が構図を強固になっています。

 

この、途中のような絵ですが、セザンヌもそうですが

このままでも十分魅力的な絵になっています。

北欧の人たちは、短い夏の間、海岸に集まり、

そして、日を浴び、語り合うのでしょう。

実に優しく、楽しい雰囲気が伝わります。

7,8月の北欧は実に素晴らしい季節です。

 

この女性の正面向きの顔は何かハッとさせるものがあります。

この正面性は、ムンクの真骨頂、

生命、死、人生に真正面から対峙するムンクの表現主義があります。

 

ある種の緊張感がある絵です。

実にムンクは上手ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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